三島支部

事業報告 ・ 事業計画

三島支部 トピックス

3月14日(日)13:30-支部全体会議

3月14日(日)13時30分-支部全体会議 → 三島支部 全体会議・講演会

講演会アンケート集約

木村泰子様の講演会アンケート集約

平成28年3月27日(日) 高槻市立市民交流センター 5階 視聴覚室

参加者 74名
回答者 46名

1.性別
男性 7名、 女性 38名、 無記入 1名

2.年齢
10代 2名、 20代 1名、 30代 3名、 40代 12名、 50代 16名、 60代 9名、
70代 2名、 無記入 1名

3.お住まい
高槻市 8名、 茨木市 4名、 吹田市 3名、 摂津市 1名、 箕面市 1名、
豊中市 2名、 大阪市 5名、 枚方市 4名、 三島郡 2名、 八尾市 6名、
寝屋川市 1名、 大東市 1名、 長岡京市 1名、 京都市 3名、 亀岡市 1名、
京都府 1名、 西宮市 2名

 

4.職業

①社会福祉士 15名、 ②教員 2名、 ③子育て中の親 2名、
④スクールソーシャルワーカー 3名、 ⑤介護福祉士 7名、
⑥介護支援専門員 5名、 ⑦ホームヘルパー 2名、 ⑧看護師 1名、
⑨学生 1名、 ⑩一般市民 4名、 ⑪行政 1名、 ⑫社会福祉協議会 1名、
⑬地域活動家 2名、 ⑭司法書士 0名、
⑮その他 15名(成年後見人、寺子屋スタッフ、児童発達支援員、学童指導員、学童保育、元不登校児の親、支援学級介助員、介護の講師、保健師,障がい者施設職員,元社会福祉協議会勤務、元司法書士、知的・精神障害者さん達のヘルプのボランティア活動中,支部役員,A型サビ管、体操指導員、遊びリテーション案内人、無記入)

※重複回答あり

5.講演会を何でお知りになりましたか

①大阪社会福祉士会の”なにわだよりより” 13名

②社会福祉士の知人、友人からの情報 18名

③大阪社会福祉士会のホームページ 2名

④クロスパル高槻(総合市民交流センター)のちらし 2名

⑤その他 10名
 (友人から2名、母の友人から1名、知人から1名、岡村ヒロ子さんから6名、役員会1名、
  三島支部からのメール1名、無記入2名)

※重複回答あり

6.参加理由

①テーマに魅かれたから 20名

②現在の学校教育に興味・関心がある 21名

③「みんなの学校」を見て 10名

④「みんなの学校」の取り組みに関心がある 13名

⑤子供の学校生活で悩んでいる 3名

⑥仕事をする上で役に立ちそう 17名

⑦木村泰子さんの話に興味・関心がある 15名

⑧社会福祉士の友人・知人に勧められた 6名

⑨友人・知人に勧められた 6名

⑩その他 3名
 (SSWを目指している 1名、 そういう人を助けたいから 1名、 無記入 1名)

※重複回答あり

7. 木村泰子さんの話の内容について

①よく分かった 40名、 ②分かった 4名、 ③普通 0名、 ④よく分からなかった 0名、
⑤全然解らなかった 0名、 無記入 2名

8.講演会の満足度

①おおいに満足 41名

その理由

1.日頃指導という名のもとに子どもに押しつけていたが、反省です。

2.木村先生の直球が大変良かった。子どもの未来のために学校のこうあるべきを
 変えて行かなければならないと思いました。

3.もっともっと話を聞きたいと思いました。

4.きれいごとでない体験に基づく本音の話だったから。

5.どんな子もいっしょに学ぶことが大切という思いが伝わった。

6.先生の本音が聞けたため。

7.一つ一つの言葉に重みを感じる。

8.こんなあつい学びの現場は未知のものでした。繰り返しみさせてほしい気持ちです。
 参加させてもらってよかった。

9.自分の知りたいことが分かった。

10.今の教育現場、介護、医療の現場がおかしいと思うので。

11.子どもに対する熱い思いが伝わりました。

12.「指導」は危ない、力では育たない。

13.「子供には子供の理由を持っている」は、その通りである。

14.もっと時間がほしいです。

15.映画もそうですが、先生のあたたかい心のこもったお話が聴けて良かったです。
  ありがとうございました。

16.心が動きました。

17.小学生を取り巻く環境がわかった。

18.常々疑問に感じていた教育や学びについて、話しが聴けた。
  検査をすることで、特別支援学校と地域の学校に分ける→大人になったあと、
  企業に就職したあとは、また一緒に働くことになります。
  その時点で、分けられて育った双方が困ることになる。

19.もっともっとお話し聞きたかったです。認知症のお年寄りと一緒だと思った。
  というかみんな一緒。直球のお話しありがとうございました。

20.大人の支援にも生かしていきたいと思いました。

21.伝えたい思いがいっぱい伝わりました。
  アンケートの◯◯◯◯とうの時間をもっときき?たいでした。(不明)

22.3年間高槻市でSSWをしてきましたが、木村先生のお話、同感です。
  ありがとうございました。

23.先生方のご苦労、感謝重に分かり、学びました。

24.やっぱり、今の学校の異常さをよく分かっていらっしゃる教師の方で・・・。
   しかも「子どものための教育」を実践しているところがすばらしいから。

25.映画の中で「一瞬一瞬の気持ちが大切」という言葉の意味の深さ。
  素晴らしかったです。

②満足 4名

その理由

1.直球のお話、よかったと思います。

2.「人間はやり直しができる」、この言葉が、私の気づきになりました。
 その思いを貫き続けることが大事ですね。

③普通 1名

その理由

1.障害支援の事業所でも共通して考えられる部分の講話でした。

9.木村泰子さんの話の中で心に残ったことをお書きください。

1.先生の言葉が紐解く作業だと思いました。

2.子どもの声を一杯聞いてあげる大人になると、押しつけない、我慢しない、と安心して
 おれる それだけで伸びて行く、自分らしさを出せる子どもに育てるのが大人の役割と
 思いました。

3.指導は暴力である。その子がその子らしさを出せる場所。

4.直球の言葉がとても理解しやすかったです。「ゆう」くんの言動に感動。

5.全国をかけめぐって「みんなの学校」を広めて下さっていての話(長崎県の息子を
 失われた親の方の話)/子どもの心と成長を信じることの大切さ。

6.学校に行けなくなった子に「あなたが悪いわけとちがうよ」と親は言ってあげること。
 自分らしさを出した子にトラブルとしてとらえないことなど。

7.大きい声をだすことが体罰に当たると言われたこと。
 教員の虐待への認識に不安を感じていたので、不安が解消されました。

8.教えるのをやめよう!!子どもから学ぼう!!

9.共に学ぶ。自分で作る学校。大人も子供も一緒に考える。

10.命がなくなってからエネルギーを注いでも命がもどらない。
  「発達障害」という言葉が「発達障害」をもつ人のためにはなっていない。

11.自分から自分らしく自分のためにと言うことばを大切にしてゆきたいと思いました。

12.みんな自分で自分らしく生きていることが心にひびいたから。

13.直球で語る大切さ。自分でつくる学校。

14.「特別支援」の特別が必要な子は日々変わる」ほんとその通りだなと思いました。

15.せいちゃんやかずき君に対しての木村さんの説明、話し方に愛情を感じました。
  その気持ちが皆んなの心にひびくのでないかと思います。
  問題がおこるのは理由がある。
  みんなで共有して解決していかれる姿に感動しました。

16.くくりをつくることが人権侵害になる。

17.言葉の暴力

18.(教えるのではなく学ぶ)をお聞きし、誰の為の誰を主体にした教育かを深く考え
  させられました。

19.「不登校の子」が再び行けるようになるには、学校が変わらなくてはならない…
  実際不登校の子を育てた親ですが、居場所のある学校、自己を認めてくれる学校に
  入ったら(定時制高校でしたが)病気になっても休まず行けるようになりました。
  結局、子どもが不登校になるには、それ相当に大変な理由があるのだと親は理解して
  やらないとダメだと思いました。「不登校でも何も悪くない」と子に言う事は大切だと思い
  ました。不登校児は自殺願望を抱きやすいので、親は命をかけてまで行く所ではないと
  さとらなければならない。親は子どもを守らねばならないと思いました。

20.本当の教育の有り方。

21.自分から自分らしく自分の言葉で語る。みんなで悩んだらよい。

22.「平和」大人が子供をワクにはめて差別している。
  大人が考えをもう一度「やりなおすこと」で子供は活き活きと元気をとりもどせる。

23.障がいで分けない、くくらない。すべての子どもの居場所づくり、学ぶ権利の保障。
  学ぶのは、その子が生きやすくなるため…子どもに学ぶ。
  子どもの目線に立つことの大切さ。

24.なかよし学級としてわけている事に違和感をかんじないのは、さびしい事。

25.全部です。この映画がもてはやされない世の中になればよいなと思う。

26.排除しない支援、悩んで学ぶということ。

27.普通のことを普通にできない、できていないことをおかしいと言わなあかん!

28.困った事を学びに変えていく。なにを言おうと、その子から学べばよい。

29.支援教育のレッテルの実態。行政の遅れ。
  児童でなく障害というくくりで人間を見ていない現状。

30.普通の支援は特別な支援ではない。当たり前のことを当たり前にできない。

31.全ての子どもが安心できる居場所を。どれだけまわりの空気をかえられるか。
  自分から自分らしく自分のことばでしゃべる。

32.大人(教師)が困ってしまう子どもを「キレてる」と言う。
  “暴力・暴言・言うことをきかない子どもを作り出しているのは大人。

33.子どもは一人一人、これからの時代を作っていく大切な宝です。
  私は高齢者介護の仕事をしていますが、高齢者に対しても、いうことを聞かないと
  レッテルを貼られた人がいっぱいいます。社会全体が力で押し込もうとしているのは
  間違いだと思います。

34.自分が自分らしく生きることができる世の中に。

35.私は介福で月3回くらいの介護教員で講義してますが、どんな生徒に育ってくれる
  のかが興味があり、祈っております。常に「答えは利用者様が持っておられます」
  と告げます。(老人には老人の理由を持っている.人それぞれの答えがある)
  介護者はコミュニケーションに依って聞いてあげる様に寄り添ってあげて頂きたいです。

36.全ての人が対等。まずは大人から。

講演会報告

20160328-kouenkai1.jpg20160328-kouenkai2.jpg
全体会議の後、大阪市立大空小学校初代校長木村泰子さんをお招きして、講演会「皆で語り合うドキュメンタリー映画『みんなの学校』~信じよう子どもの力~」を催しました。映画「みんなの学校」ダイジェスト版45分を鑑賞した後、木村先生の熱くて、まさに剛速球ともいえる濃いお話をたっぷり聞かせていただきました。70名をを超える方々で会場は超満員。参加者のみなさん全員、大満足の講演会になりました。

2015年度全体会議報告

3月27日、クロスパル高槻にて、大阪社会福祉士会三島支部全体会議が開催され、「2015年度事業報告・決算報告」「2016年度事業計画・予算」ともに承認されました。

20160328-zentaikaigi.jpg

研修会(2015.7.12)アンケート集約

 

少年事件講演会 009.JPG

 

 

保護司(元警察官):澤井幸男さんが語る

少年事件の裏に潜む社会背景」のアンケートを集約しました。

 

 

参加者 38

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答者 33

 

 

 

1.性別   男性 10名   女性 22    無記入 1

 

 

 

2.年齢   20代 1名  30代 3名  40代 7名  50代 12

       60代 8名  70代 2

 

  

3.お住まい

 

槻市 7名       茨木市 6名       吹田市 1

 

大阪市 3名       枚方市 1名       三島郡 2         

守口市 1名       四条畷市 1名  東大阪 2

豊中市 1名       箕面市 1名    長岡京市 1     

生駒市 2名   三郷町 1名      橋本市 1

大阪府 1名       無記入 1

 

 

 

 

4.職業

 

 

①社会福祉士 12名  ②介護福祉士 4

③介護支援専門員 7名  ④行政 3名  ⑤MSW 0

⑥司法書士 0名  ⑦ホームヘルパー 0

⑧看護師 1名            ⑨社会福祉協議会 1名  ⑩一般市民 2

⑪地域活動家 0名  ⑫学生 0名  ⑬社会保険労務士 0

 

⑭保護司 0名  

⑮その他 11名(SSW、保健師、PSW、教諭、児童養護施設、

      成年後見人、寺子屋スタッフ、ふれあいネット枚方、なし)         

 

無記入 1                     

重複回答あり

 

 

 

5.講演会を何でお知りになりましたか

 

 

①大阪社会福祉士会の“なにわだよりより” 14名 

②社会福祉士の知人、友人からの情報 15

③大阪社会福祉士会のホームページ 1名 

④クロスパル高槻(総合市民交流センター)のちらし 1

⑤その他 3 (岡村先生、参加者の友人から、友人)

無記入 1

6.参加理由

①テーマに魅かれたから 19

②少年事件に興味・関心があるから 12

③保護司に関心があるから 1

④仕事をする上で役に立ちそうだから 10名 

⑤澤井幸男さんの話に興味・関心があるから 3

⑥社会福祉士の友人・知人に勧められたから 3

⑦友人・知人に勧められたから 3名 

⑧その他 0

重複回答あり

 

 

 

7.澤井幸男さんの話の内容について

 

 

①よく分かった 23名  ②分かった 10名 

③普通 0名       ④よく分からなかった 0名 

⑤全然分からなかった  0

無記入 5

 

 

 

8.講演会の満足度

 

 

①おおいに満足 19

その理由

1.      現場で数多くの家族をみてきた実体験をもとに話しを聞かせて頂くことができてよかったです。

2.      リアルな話しで、非常に説得力があります。

3.      テレビや新聞のニュースで色々様々な事件を見聞きするが、澤井さんの話しは実体験に基づき、心に胸にとても響きました。

4.      現場経験が長いだけあって、話の内容が具体的であった。

5.      事例が多く、分かりやすかった。

6.      具体的な話が勉強になりました。

7.      とても分かりやすいお話でした。実際にあった事件の話を詳しくされるので、内容の深いところまで、本当によく分かりました。

8.      現場の豊富な経験話

9.      子供の非行は、親に問題があるというお話は、自分の家庭のこととして大変心に残りました。

10.  改めて、家族の支援は大事であると再認識させられました。親を変えることの難しさ、日々、実感しますが、子どものためにも踏み込みたいと思います。

11.  少年事件のいろいろな事例を出してもらってよかったです。

12.  実体験されている先生のお話しは大変分かりやすかった。具体的だった。各地で講演されて、多くの方へ影響を与えていると思いました。普段、聞けないような(いろいろな事件についてなど)お話しをたくさん聞く機会となりました。語り口も柔らかめで、メリハリもありました。

13.  数多くの実例から、体験的に導き出される教訓が,大変説得力がありました。また強い信念をもってお仕事に取り組まれているのがよく分かりました。

14.  子供の本音を知るよい機会だった。

15.  現場の話しが聴けて良かった。縄手南中学校の実践をテレビのドキュメントで伝えて欲しいです。

16.  いろいろな家庭の状況を知ることができたが、その子たちをどう受け止めていかねばならないかの方法を知ることができた。

17.私たちは報道されたものを鵜呑みにしがちで、分かったような錯覚に陥っている。必ず背景(裏)があること、そこに真実が隠されていること、そこまで深く見ることのできる人間にならなければと痛感した。

 

 

②満足 13名 

その理由

1.      自分の仕事に役立つ内容でした。

2.      保護司としての体験を聴くことができた。

3.      臨場感があり、よく理解できました。

4.      親の立場と施設職員としての立場で納得できた。

5.      現場の事例でTVのニュースより深い所を聞けてよかった。

6.      非行少年の現状は厳しいものがあるとよく理解したが、その介入として保護司の役割をもう少し話して欲しかった。

7.      現実がよく分かった。

8.      多くの子どもたちと向き合ってきた現場のお話しは、とても貴重に感じました。

9.      語り口がよかった。

 

 

 

③普通 1

 

 

 

 

④やや不満足 0名 

 

⑤不満足 0名 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.澤井幸男さんの話の中で心に残ったことをお書きください。

 

 

1.      負の連鎖を断ち切るために施設を利用する。非行に走らないためには、家庭で、・安心感を与えているか・愛情を愛情と認識させているか・子どもの異変に気付けるか

2.      褒めること、夫婦仲がよいこと、というシンプルですが、きっとそれが難しい親子関係が増えているのだろうと感じました。

3.      支援の視点を表出する部分だけではなく、背景の重要性を再確認できました。

4.      保護をしている子どもの母から父の保護もして欲しいといわれた話(その家庭)

5.      子どもを家庭から離して、専門機関へ保護することの大切さを改めて学びました。

6.      親の姿が大事だと言うこと

7.      子供が一番辛いことは父母が仲が悪いこと。SOSのサインがあれば専門家に任せること

8.      テーマの非行少年は不幸少年という言葉、親の身勝手、無責任の行動、虐待は親から子の負の連鎖、家庭環境、あたりまえの事なのに自分自身再認識、子供を被害者にしてはならないと思います。

9.      今、本当に親の躾力が、子どもに気を使いすぎてなのか下がっていることに危惧します。施設の職員として役割も痛感しています。

10.  20万部の印税2000万とかが書いた加害者の収入にならない事を祈る。被害者側が二重にトラウマになってはいけない。

11.  “子どもは、親の後姿をみて育っていく”わかっていることではあったが、心に残った。

12.  親への指導は困難。施設等環境を変える事で子どもの成長を促すという話。

13.  神戸の事件がとても心に残りました。

14.  子供に対する親の役割(安心感、愛情、子の異変に気づけるか)は自分自身にもいえることなので、とても勉強になりました。

15.  各事例

16.  神戸連続児童殺傷事件について、加害者が書いた本「絶歌」に興味をもちました。

17.  子供の前での夫婦仲が子供に影響する。親を教育はできない。

18.  犯罪をおこした少年の家庭や、環境が大きな影響を受けているのだということを、深く考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19.  「短期間でも、子どもを専門家の施設に預ける」ということ、いつももめるのですが、結果的によかったという事案多いです。

 

 

 

 

20.  非行少年は家庭環境。

 

21.  初心に返る。少年に対する愛情、褒める。

22.  ・「保護施設へ預ける」(短期間でも) ・「被害届けを出してもらう」

23.  親の姿で子は育つ。よく耳にする言葉でしたが、その真意を知れた気がしました。

24.  「少年非行にもって生まれた非行はない」という結論(ひらめき?)を、まだ35、6才の若さで得て、その後もそれをモットーに仕事を続けてこられた姿勢が素晴らしいと思いました。

25.  子供の本音がどこにあるのか。

26.  家庭は子どもにとって,安心できる居場所。子が愛情を愛情と認識しているか。虐待の連鎖を止めるには、保護施設などで、家庭と違う生活体験をしてみる。

27.  子供が本音を言ったこと。

28.  東大阪、生野、八尾など在日朝鮮人問題など社会的な問題が有ると感じた。ヘイトスピーチなど許している日本社会の貧困問題、教育のことなど感じました。

29.  親の子どもを育てる心構えの大切さを再度しらされた。

30.澤井さんの話からは人間愛が伝わってきた。事件に、少年に、親に、そして生徒に本気で立ち向かう姿が人を動かすのだと思った。

 

澤井さんのような方が社会を支え、変えていくのだと思った。第二、第三の澤井になること、澤井さんの活動=縄手南中学校の実践を広めていくことが今こそ求められていると思う。モデル事業に終わらせず、ごく普通の取り組みになることが大切だと思う。

研修会報告4(2015.7.12)

 

    少年事件講演会 001.JPG少年事件講演会 003.JPG少年事件講演会 006.JPG少年事件講演会 007.JPG   少年事件講演会 008.JPG

 保護司(元警察官):澤井幸男さんが語る

 「少年事件の裏に潜む社会背景」

 

 

 

  2015年度の三島支部研修会は、保護司としてご活躍の澤井幸男さんをお招きして、少年事件の裏に潜む社会背景について、興味深いお話を詳しく伺うことができました。講演では、「非行少年は、本当は家庭環境がつくりだした不幸少年である」という、澤井さんの持論を中心にして、たくさんの事例を交えながら展開しました。

 「親の責任」について深く考える機会にもなり、後半の質疑応答では一つ一つの質問に対して、澤井さんが丁寧にお答えくださいました。

 

 

 

 

 

講演会(2015.3.22)アンケート集約

 

 

 
 
講演会syasinn.JPG
 
 

谷村慎介様の講演会アンケート集約

 

平成27年3月22日() 高槻市立市民交流センター

5階 視聴覚室

回答者 32

 

1.性別   男性 10名   女性 21 無記入 1

 

2.年齢  20代 2名        30代 2名     40代 10名 

     50代 9      60代 7名  70代 1

   無記入 1名

 

3.お住まい

高槻市 9名、      茨木市 7名、      吹田市 2名、

大阪市 4名、      枚方市 1名、      京都市 2名、

三島郡 1名、      守口市 1名、      寝屋川市 1名、

羽曳野市 1名      豊中市 2名          尼崎市 1名         

 

4.職業

①社会福祉士 13名、 ②介護福祉士 0名、

③介護支援専門員 6名、 ④行政 2名、 ⑤MSW 1名、

⑥司法書士 0名、 ⑦ホームヘルパー 0名

⑧看護師 1名、  ⑨社会福祉協議会 1名 ⑩一般市民 0名

⑪地域活動家 0名、⑫学生 0名、⑬社会保険労務士 1名

⑭その他 6名 (SSW、保健師、 相談支援専門員、PSW、ボランティアコーディネーター、 CSW、なし)、       

無記入 1名                    

重複回答あり

 

5.講演会を何でお知りになりましたか

①大阪社会福祉士会の“なにわだよりより” 23名、 

②社会福祉士の知人、友人からの情報 5名、

③大阪社会福祉士会のホームページ 0名、 

④クロスパル高槻(総合市民交流センター)のちらし 0名、

⑤その他 2名、

無記入 2名

 

6.参加理由

①テーマに魅かれたから 12名、

②生活困窮者支援に興味・関心があるから 18

③生活困窮者に関する制度のことがよくわからないから 7

④仕事をする上で役に立ちそうだから 11名、 

⑤三浦俊一さんのの話に興味・関心があるから 3名、

⑥社会福祉士の友人・知人に勧められたから 1名、

⑦友人・知人に勧められたから 0名、 

⑦その他 0名、

無記入 1名

 

7.三浦俊一さんの話の内容について:

①よく分かった 14名、 ②分かった 13名、 

③普通 3名、      ④よく分からなかった 0名、 

⑤全然解らなかった  0

無記入 2名、

 

8.講演会の満足度

①おおいに満足 14

その理由

1.      法の内容よりも実践が大切であることを強く感じました。ありがとうございました。

2.      制度・制定・実施の背景の本質を聞けたように思えました。

3.      自分の価値観がゆさぶられる話がきけました。ありがとうございました。

4.      対人支援の元点を思い起こせました。

5.      形式ばらず現場で得た経験を話され、気付かされることも多かった。

6.      びっくり!びっくり!同じ階にすむ方が、孤立死されていくなど、ショックです!「健康で長生きしたい」と思っている人が多い中で、「生きていくのもしんどい!」と価値観を持てないに人々の苦しみによりそう三浦さん。これからもがんばってください。娘さん自慢ですね。

7.      自分の仕事と結びつく講演で、日々悩むことに改えて答えと得たように思う。

8.      就労が目標ではなく、自立生活ができるような雇用継続が必要。就労数での評価ではブラック企業へ就職させて満足している支援者に会ったときはビックリしました….労働施策はとても大きな課題ですよね。

9.      今後の仕事に生かしていけると思います。

10.  問題を明らかにしてくれた。

11.  実践的な内容で具体的だったから。

12.  実状を踏まえたわかりやすい講演であった。

13.  第2のセイフティーネットが生活保護の抑制の施策であり、生活困窮者自立支援法もその延長であると考えています。しかし、このモデル事業が地域で多様な生活困難な問題を現している身近で見るにつけ、この法律も生活保護の改革が必要だと実感しています。生活困窮者の生活困窮を取り除く立場から。

 

 

②満足 15名、 

その理由

1.      西成での生活困窮者との相談業務の中で実務的なお話しを伺うことが出来ました。

2.      制度はあっても実際のケースにおとしこむのは本当にむずかしいと思っていたので、よくわかった。

3.      もっと聞きたいです。

4.      現在、生活困窮者支援と関わる仕事はしていないが、人と関わる中での価値観など「アーそうなんだ!」と思った。

5.      高槻でも少しづつ事例が取り組まれていますが、色々相談にのってもらえています.背景や課題がわかるお話がきけてよかったです。

6.      ・相談業務の原点にかえることを学びました。・三浦さんのエネルギッシュな言葉に心をうたれました。

7.      この生活困窮者自立支援法をやさしく教えてくださった。

8.      この4月からCSWの仕事につきます。新しい制度がどのようなもので、我々は、どのように動けばよいのか知りたくて来ました.ヒントをいただいたように思いました。

9.      話の内容が分かりやすかった。聞きやすい話し方だった。

 

③普通 3名、

その理由

1.      少し私には難しかった。生活困窮者支援の具体的な説明、学べるものと思ってました。奥が深すぎること、私の経験が少なすぎて…自殺予防対策を主旨、高齢者には関係のない施策と聴き,びっくりしました。保護が厳しくなる。どうなるのかと思ってきましたが・・・

2.      今まで仕事上であれ個人的であれ、深く関わったことのない分野なので、ケアマネージャーとして、高齢者の同居家族で、今日のお話の対象となる方が増えています。

 

④やや不満足 0名、 

⑤不満足 0名、 

 

 

.三浦俊一さんの話の中で心に残ったことをお書きください。

1.      「社会資源化できる事業を「つくる」「みつける」」という言葉です。

2.      実践が見えてきた気がしました。

3.      働いてメシが食え、子育てができる世の中が健全な社会である。

4.      いろいろ

5.      法律の問題の前提をよく考える必要がある。

6.      学習支援の話、看護師さんの見学の話、法律ができたことがチャンスであるということ

7.      家計支援のポイント

8.      現金の使い方がわからなかった利用者の話

9.      お金の使い方がわからない人、生きるというプラスのものさしだけでははかれない人生があること

10.  労働と福祉の関係性!!(経済と福祉、お金のつかい方を知らない人がいること)日本のすすむ道がどこかでまちがってしまったと痛感しました。

11.  お金の使い方を知らない人に使い方を注意するー計画的に使うことを教えるとは簡単なことではない。根ていとなるものをみる・・・であったか。きちんとした言葉ではありませんが・・・。

12.  雇用と福祉を一緒に考えていく。

13.  福祉マンションにはケアプランを立てる為に、訪問したことはありますが、なかなか個性のある環境でした。コミュニケーションをとりたくない人が多かったです。相談員職は大変と思いました。よかれと思って認定をうけても、勝手にしたとか、「ルールはいらん・・・」いろんな方がおられました。意志がないと、ポリシーがないと、関わりは難しいけど、回重ねると本音を話す人もおられて、第一印象で人を観る、決めつけはよくないと反省したことを再び思い出しました。

14.  なかなか聞けない話を聞かせて頂きよかった。特に母子の問題(話)が印象に残りました。ありがとうございました。

15.  それぞれに個性、常識がある。

16.  生活困窮者救さい事業を茨木市でも始まっています。私も相談に行ったのですが、何だか今一でした。中途半端で残念でした。三浦さんのような支援ができるスキルの人が必要だと思います。

17.  生活困窮の原因として学習、学歴の課題を言われていました。その通りだと思っています。実際、そのことについて尼崎でこのような活動をされている方がおられることに感動しました。支援の中でも十分に教育がされていない子どもがいる家庭に出会ったとき、どこまで介入すべきか、迷っていました。これからは、様々なネットワークからこの様なケースをほりおこし関わっていければと思いました。

18.  雇用、雇用政策の課題について

19.  結婚して子供を育てると言う当たり前の生活ができないと言った事に賛同。ホームレスの方々の自立した方々の数は発表あっても自殺者の数は出さない・・・と言う所、本来きちんと把握しておくべき事から逃げてる、目をそらしてる世の中だと感じた。

20.  一人一人の人生がある。元気でいる理由がわからない。生きがいを持っていない。とっても大切なところであり、それを知ることが大事だと思った。

21.  「生活困窮者自立支援法の円滑な施行に向けて」はココ左側をとめてほしかったです。(←ホッチキスの事)生活保護で就労の控除が15,000円になったのは、おととしの8月です。男性の自殺者が多いのはジェンダー規範だと思います。困窮者支援法が既に施行されてるようにお話しされてましたが、H27..1です。

22.  前提を疑え!生きることの意味を考えさせられます。働いて食べていくことが難しい社会になってしまっている。現実をあきらめてはいけないんですね。

23.  「相手のこと、相手の立場を想う」という意識が高い方だと思いました。

24.  「話をしっかり聞く」「相手の言った言葉は忘れない」 あと、自分の勉強不足を改めて気づき、常に学びの姿勢をもちつづけていきたいです。

25.  オリックスの宮内氏の話

26.  チャンスに変える!

27.  「1回しかない生命をどう生きるか」を原点にする。

28.  Hs?の?卵の??に返された言葉の??を感?じました。(アンケートNo.30解読困難)

29.  施行された法の枠内で私達自身何ができるのか全力で考える。

 

 

全体会議&講演会報告(2015.3.22)

去る322日に高槻市立総合市民交流センターにおいて、三島支部全体会議と、三浦俊一氏の講演会を実施しました。

 全体会議は、初めての参加の会員も含め18名のご参加があり、議事に対してすべて、承認されました。

 講演会の内容としては、「新たなる生活困窮者支援に向けて~その背景と課題を考える」というテーマで、NPO法人ライフサポート路木の相談員である三浦俊一氏をお迎えし、西成や、尼崎での活動を通して、日頃考えられている事、4月より施行される生活困窮者自立支援法の内容や、問題点などについて、実践経験に基づいたお話をしていただきました。市民を含め35名の参加者があり、皆さん熱心に聞いておられました。

 三浦氏の言われた、貧困は、社会のしくみの中から作られるという見方、そのしくみを変えていくのは、社会福祉士などの専門職の仕事だと。社会常識で正しいと思っていても、そこに当てはまらない人々が多くおられる現実、そこを見ないと、ほんとうの対策は出来ない。「生活困窮者支援法」は、マネージメントをする人がいないと運営して行きにくい面があり、社会福祉士などの専門職の役割が大切とのこと。行政だのみ、国だのみでは、だめ。就労についても、めしが食えるだけの仕事がない現実、年収200万円以下の派遣労働等、社会のしくみにより貧困も増えてきている現実、三浦氏のお話は、現実のきびしい社会の中でどうしていったらいいかを考えさせられる講演会でした。

 

見学会報告(2014.11.22)

「茨木病院」見学会  

紅葉も盛りの11月三連休の初日、22日(土曜日)に三島支部では茨木市にある「清風会 茨木病院」見学会を企画しました。参加者は26名。

  はじめに、診療支援部統括部長の辻博文氏と、地域活動支援センター「菜の花」施設長の森山純子氏から、「茨木病院」についての概略説明を受けた後、2グループに分かれて、地域活動支援センター「菜の花」、デイケアセンター、認知症治療ユニット、病棟などをおよそ1時間かけてゆっくりと見学させていただきました。廊下や各部屋もゆったりとしたつくりになっており、閉鎖的な感じを受けない静かで落ち着いた感じの病院という印象を受けました。

  見学後は、会議室にて「茨木病院」の歴史やその取り組みについての説明を辻氏から受け、続いて地域活動支援センター「菜の花」の取り組みについての説明を森山氏から受けました。

  「認知症治療ユニット」における様々な取り組みや、「菜の花」における困難事例についてのお話は大変興味深いものでした。参加者の方々からも多くの質問があり、それぞれの質問に丁寧にお答えいただいたために、閉会予定を30分オーバーしてしまうほどの熱い見学会となりました。

  「茨木病院」のような地域との連携を大切にしている病院が身近にあることを改めて知るとともに、精神障がいに対しての私たちの知識や理解がまだまだ不十分であることを痛感した見学会となりました。

  「茨木病院」では市民に開かれた病院として、民生委員の方々など、多くの団体の方々の見学を積極的に受け入れておられるとのことでした。

 

茨木病院 002.JPG

茨木病院 004.JPG

新規会員歓迎会(2014.9.21)報告

 

   新会員歓迎 002.JPG    新会員歓迎 004.JPG新会員歓迎 006.JPG

新規会員歓迎会

 

三島支部では毎年、三島支部所属の新規会員の方々を迎えての歓迎会を開いています。まず最初に、友常支部長が「三島支部の11年の歩み」について、この大阪社会福祉士会HP三島支部のページをみながら説明。その後、参加会員全員の自己紹介タイムです。それぞれの会員の方々が、社会福祉士を目指すことになったきっかけや現在の仕事に対する熱い思いを語ってくださいました。

高槻市には14の「街かどデイハウス」があります。制度の外にあった「介護予防」の重要性を長く訴え続けながら、街かどデイハウス「アライブ西冠」を始められた、三島支部会員でもある江畑庄一郎から約1時間、「高齢者の居場所」としての「街かどデイハウス」開設までのいきさつや、NPO法人設立の苦労話、予防グッズの使い方について詳しく話していただきました。超高齢社会において、「街かどデイハウス」は、「高齢者の居場所」であり、「介護予防」の場でもあるのです。

 

 

 

 

 

 

講演会報告(2014.8.30)

 

講演会谷村慎介 058.JPG

 講演会「どうして 僕は 捕まらなくてはいけないの  ~罪を犯した障がいのある人の権利擁護と支援~ 」

 講師の谷村さんは、学生無年金障がい者訴訟、障がい者自立支援法違憲訴訟などに積極的に取り組まれた元弁護士さんです。今は、弁護士業務を引退され、滋賀県をフィールドとして、社会的に排除された障がいを持つ人たちへの擬似家族関係による支援、居宅介護事業所の開設、成年後見人の受任など様々な活動を行っていられます。法制度と福祉制度の谷間にもれてしまった人たちが大勢いること、そうした人々への個人的な支援などについて、福祉が必要な刑務所出所者の現状や地域生活定着促進事業(地域生活定着支援センター)、国民全体が理解し取り組まなくてはならない社会復帰支援実現への道筋など盛りだくさんの内容をまじえての2時間でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会アンケート(2012.3.24)

 講演会アンケートの集約をしました。  ※一部抜粋

日時  平成26年3月23日(日) 午後2時半~4時半
場所  高槻市立市民交流センター 5階 視聴覚室
参加人数 46名  内 、回答者 42名
※ 前回のブログでは参加者49名とありましたが、
正しくは46名でした。申し訳ありません。
 
男女別参加人数  男          
20代        1名    2名
30代        3名    3名
40代        4名    5名
50代        6名    7名
60代        3名    8名
計         17名    25名
 
住所
高槻市   16名    大阪市   6名     茨木市   5名
豊中市    3名   摂津市   2名
他1名ずつ  八尾市、箕面市、島本町、京都市、守口市、枚方市、吹田市、大東市、
宝塚市、京田辺市、
 計 42名
 
 職業
社会福祉士  22名    介護福祉士   8名    行政   4名
無記入     3名    介護支援専門員   7名  一般市民    2名
他1名ずつ
無職、施設職員、学生、保健師、看護師、特別支援学校教員、社協、司法書士、psw、
地域活動家、障害当事者、薬剤師、ホームヘルパー、高齢者施設管理者
 
何で講演会をお知りになりましたか
なにわだより  18名    社会福祉士の友人知人より  17名
その他1名ずつ
無記入、その他、学校より、ミート社会館、高槻市役所のチラシ、友人から、
リーガルサポート、支部役員から、知人から
 
参加理由
障害福祉の問題に興味  17名    テーマに魅かれた   15名
清水明彦氏の話に興味   9名    仕事に役立つ     7名
友人知人に勧められて   3名    社会福祉士の友人の勧めで  2名
障害福祉のことがよくわからない  2名   その他  2名
 
清水明彦氏の話の内容
よく分かった   19名     分かった    15名
普通     1名        無記入     7名
 
講演会の満足度
おおいに満足    15名        満足    24名
普通          2名       無記入     1名
 
その理由
○分かり易かった。
○障害者支援の話がよくわかった。
○障害者支援の根本がわかった。
○これから私も「何かできるかも」とエンパワメンへの刺激になりました。
○地域にシフトしていく福祉の概念を取り崩しても本人主体の支援が行われていること。
○個別性、主体性を大事に実践しておられる話に感銘を受けました。
○制度がなければ作っていく、一人一人の存在を大切にしていく話が聞けて良かったです。
○初期の頃にカ本人の生活実態、関係性こそが人生であるということを。
○利用者一人ひとりをどのようにして地域と触れ合う事が出来るかを考えさせられた。   
○本人主体という当然のことであるが、なかなか実践が難しいところを実践できていることを確認できました。
○徹底した本人中心主義に共感しました。
○本人中心支援の考え方がよくわかった。
○本人中心会議の基本的な考え方や方法がおもしろかった。
 
心に残ったこと
○個人支援計画がいろいろと問題がありながら、実践されている青葉園のやり方。
○二流の生産者ではなく一流の消費者にする。
○施設が情報拠点で在宅も支援していくこと。
○本人中心の考え方が周りに影響を与える。
○重度心身障碍者は福祉コミュニティの生産者である。
○本人中心(主体性)に介護者を始め人が集まり、地域住民を巻き込み活動を生み出し街ができてくる。
○本人主体、エンパワーメント、別レジメユビチリの話。
○地域生活=地域での役割を作ること。
○みんながエンパワーメントしていく。本人中心主義、本人がいること。
 

全体会&講演会報告(2014.3.23)

2013年度(公益社団法人)大阪社会福祉士会三島支部全体会議

今年度の三島支部全体会議では、議長選出後、2013年度事業報告・決算報告、2014年度事業計画案・予算案、支部規則改正案、すべて原案通り可決しました。

講演会

「誰もが主役となる町づくり! ~西宮青葉園の障がい者支援活動から学ぶ~」

講師:清水明彦氏(西宮市社会福祉協議会事務局長)

2012年10月、三島支部では西宮市にある「青葉園」を施設見学しました。その見学会において、障がい者支援について熱く語っておられたのが、今回の講演会にて講師としてお招きした、清水明彦さんです。今回は、1時間半たっぷり、清水さんの熱い語りを聴かせていただくことができました。

今回の講演会は、高槻市の後援をいただくとともに、この講演会のための一般向きチラシを作成し、様々な公共施設等にそれを置かせていただくなどして、社会福祉士のみならず、広く一般の方々の参加を呼びかけました。その結果、49名という参加者があり、大盛況といってよい講演会となりました。

清水さんは「青葉園」でおこなわれている取り組みのすべてが、「障がい者を中心に『人が動く、お金が動く(お金が循環する=経済が活性化する)、雇用をつくる、医療を発展させる、人を育てる、街をつくる』」と、話されます。街(地域)に住む障がい者、高齢者、わたしたち一人ひとり誰もが、生活の主役であり、街づくりの主役というわけです。

清水さんは、「青葉園」設立から現在に至るまでの歴史を、日本の社会福祉制度の変遷を交えて詳しく話してくださいました。清水さんは、障がい者にとって「生活の拠点」といえる「青葉園」では、障がい者は「きわめて個性的で、一流の消費者」だと話されます。そして障がい者の「個性化」、「主体化」の大切さを繰り返し述べられ、障がい者は「福祉コミュニティの主体者」だと主張されました。

成人式&卒業式 090.JPG

成人式&卒業式 083.JPG

成人式&卒業式 089.JPG

 

 

新規会員歓迎会&懇親会(2013.9.15)

 

新規会員歓迎会&懇親会 平成25年9月15日(日曜日)

ちょうど台風18号が近畿地方に直撃する前日(9月15日)の午後、「三島支部 新規会員歓迎会&懇親会」が開催されました。

14時から、支部役員の四田さんの司会にて始まった歓迎会は、友常支部長の挨拶に続いて、参加していただいた5名の新規会員の自己紹介、そして支部役員を含んだ参加者の自己紹介おこない、友常支部長から三島支部の歩みについて説明があり、休憩となりました。

休憩時間では、過去9年間の三島支部の歩みについての資料や写真を会場なの机上に展示し、参加者の皆さんに手にとってみていただきました。

休憩時間後は、①高齢者支援、②成年後見、③障がい者支援の3グループに分かれ、テーマにそってのグループワークをおこない、その後、各グループから話し合われたことについての発表。

西田副支部長の閉会の挨拶の後、アンケート記入と後片付け。

17時からは同じ建物の最上階にある中華料理店にて懇親会。この懇親会では、それぞれの会員の皆さん同士の話しが弾み、思いがけないつながりがあったりするなど、大いに盛り上がりました。

大阪社会福祉士会三島支部2013.9.15 006.JPG

 大阪社会福祉士会三島支部2013.9.15 011.JPG

 大阪社会福祉士会三島支部2013.9.15 040.JPG

 大阪社会福祉士会三島支部2013.9.15 042.JPG

大阪社会福祉士会三島支部2013.9.15 045.JPG

 

年金講演会報告(2013.7.27)

「知って得する年金制度 ~あなたは、年金についてどこまでご存知ですか?~ 」と題して、三島支部では、尼崎市福祉事務所にて年金相談員としてご活躍されている谷口雅彦さんをお迎えし、年金制度研修会を開催しました。

大阪社会福祉士会が公益社団法人になって初めての三島支部主催講演会ということで、一般向けの案内チラシを作成、配布するとともに、司法書士会の皆様などにも広く参加を呼び掛けるなどしたところ、一般参加13名、社会福祉士36名(うち他支部13名)、計49名の参加者という大盛況の研修会となりました。

研修会の内容については、谷口さん作成の分厚い資料に沿って、①公的年金制度の概要、②老齢基礎・老齢厚生年金の説明、③障害基礎・障害厚生年金の説明、④遺族基礎・遺族厚生年金の説明、⑤平成24年度年金制度改正について、と順序だてて詳しい説明をしていただく一方で、参加者の方々が質問用紙に書かれた質問すべてについて、谷口さんに一つ一つ丁寧に答えていただくかたちになりました。そのため14時にはじまった研修会は予定を1時間もオーバーして17時までおこなわれました。

 2013大阪社会福祉士会 071.JPG

2013大阪社会福祉士会 066.JPG

 

 

総会&講演会報告(2013.3.17)

 三島支部総会

参加者は16名。2012年度三島支部事業報告、会計予算報告とともに、2013年度三島支部事業計画案、会計予算案すべて原案通り可決しました。 

講演会

「石高健次さんをお招きして・・・『いま、問われる重きいのち~ジャーナリストからみた人間社会』」

「いのちの重み」をライフワークのテーマにして、政治・医療・福祉など幅広い分野での報道に従事されている、フリー・ジャーナリストの石高健次さんをお招きしての講演。大阪市内で活躍されている、中村医師が「往診をやってこそ医師」という信念のもとで活躍されている日々を追いかけたドキュメンタリー映像などをみながら、人の命の大切さについて深く考える機会となりました。参加者は29名。

2013 講演会 076.JPG

 2013 講演会 087.JPG

施設見学会報告(2012.10.20)

  青葉園見学(西宮市) 

今年度、三島支部では、「青葉園」(西宮市)を施設見学しました。「青葉園」は、西宮市の社会福祉協議会グループとして通所施設のみならず、相談支援事業所やケアホームなどを展開しています。コミュニケーションがとれない重度障がいの方々の思いを、施設関係者だけでなく、施設内外の権利擁護の専門職もメンバーに加えて、悩みながらも、集団でその思いをくみとっていこうとされています。それら活動は、私たち社会福祉士が地域支援をいかにコーディネートすべきかについて悩む時、ひとつのヒントを与えてくれるに違いありません。

参加者の感想(抜粋)

当事者主体の支援(=ニーズに応える支援)を展開する青葉園の理念。当事者の主体性を引き出し、ニーズを汲みとったりするためのの当事者との圧倒的な信頼関係の構築、その支援に対する支援者の覚悟など、当事者主体の支援を貫くことの大切さが感じられました。日々、業務に追われ、当事者主体の意味を忘れてしまいがちだったことに気づかされた見学会でした。

障がいのある方々に対する自立支援の在り方を学ぶことができたよい見学会でした。グループ長の清水さんの熱意と、青葉園に通園する方々のご家族の尽力と、西宮市のふところの深さを感じました。

この見学会に参加し、私のあれやこれやの観念は揺さぶられ、刺激を受けました。清水さんの情熱がふんだんにちりばめられたお話を聞き、充実した2時間半でした。清水さんは、福祉の塊の人のようだと思いました。

本人主体の支援を根本に置き、ぶれないで活動を続けてこられた清水さんのすごさを感じました。「代弁するのが成年後見人ではない。その人の意思を世間に通用するようにすることだ」という清水さんのお話は、後見人をする私にとって反省を促す言葉でした。

久しぶりに清水ワールドに圧倒されました。とにかく行動する。そして、実践を積み上げて法制化、予算化。「私」は「公」を変える=青葉園の実践

青葉園の実践プログラムが、重度障がいの人たちと支援者相互による様々な関わりと試行錯誤を繰り返しながらできたことがよくわかりました。

清水さんのお話を聞きながら、社会福祉士の相談業務に「地域社会において利用者の生活を支援する」という言葉を思い出しました。「地域社会において~」が大前提なのです。入所していようが、入院していようが、重度の障がいをしていようが、生きていく場所と相談の実践現場は「地域社会」なのです。

 青葉園1.JPG

 青葉園2.JPG

青葉園3.JPG

青葉園4.JPG

  

交流会報告(2012.9.2)

大阪社会福祉士会三島支部交流会

茨木市市民会館にて、毎年恒例「大阪社会福祉士会三島支部交流会」が開催されました。

第1部では、参加者15名が4グループにわかれて、自己紹介と社会福祉士資格取得の理由等を話し合いました。第2部では、先の4グループがそれぞれ4つのテーマ(「生活保護について」「いじめ問題について」「東日本大震災後について」「成年後見について」)のディスカッション。とても有意義な3時間でした。

引き続いての懇親会では、懇親会から参加の3名を加えての楽しい2時間半でした。

P1110381.JPG

P1110382.JPG

P1110383.JPG

P1110387.JPG

P1110397.JPG

P1110399.JPG

 

研修会報告(2012.4.7)

DSCF0058.JPG

研修会「子どものおかれている現状とスクールソーシャルワーカー(SSWr)の仕事」

講師:辻康子氏

講師にお招きした辻康子氏は京都府舞鶴市にて、スクールソーシャルワーカー(SSWr)として、

また、独立型社会福祉士としてご活躍です。

以下、この研修会内容についてまとめさせていただきました。


SSWrは、学校に配属されていて、一人職。子どもの抱えている課題をアセスメントし、担任だけではなくて生徒指導の教員・学年全体としての課題ととらえるため、同学年の教員・カウンセラーがチームとなって、その課題について、原因をも含めてどうしていくのがいいのかを検討。子どもが、例えば問題行動を起こしたとしても、その理由はどこからなのかを検討し、出来ることを探して実行していくという仕事。

でも、なかなか教師に認められるまでも時間はかかり、先生たちから、ようやく相談を受けたのが一年ほど経過してから。

主は、子どもと教師。スクールソーシャルワーカーは、あくまでも縁の下からの支えに(時には表に出ることもあるらしいですが)。様々な情報を集約し、先生方とケース会議をし、原因を追究して、一緒に考えて、先生がどのようにアプローチをしていくのがいいのかを検討。

今回の研修会の中で、問題の多くは、子どもだけの問題(課題)ではなく、それは家族の問題でもあることや、個々に抱えている課題はいくつもの原因が予想されることを、あらかじめ予想して見立てていくことが大事だという事を教えられました。

そして、
やっぱり、子どものストレングスに働きかけることが大事ということでした。

講演会報告(2012.3.24)

DSCF0042.JPG

 DSCF0041.JPG

DSCF0045.JPG

 
 

 

尼崎の町医者:長尾和宏さん、熱く語る
「人間らしい最期を支え切る町医者奮闘記 ~ 生老病死に寄り添う医療職と福祉職 ~」
 
「住み慣れたわが家で死にたい」と多くの人が願っているにもかかわらず、多くの方々がその意思に反し、高額な終末期医療を施され、ときには「スパゲティ症候群」という無残な姿となり、病院で亡くなっています。まさにそれは「生きている」ではなく、「生かされている」姿ではないでしょうか。
 
今回、大阪社会福祉士会三島支部がお招きした長尾和宏さんは阪神淡路大震災直後、兵庫県尼崎市で長尾クリニックを開業されました。それ以後、外来・在来医療に積極的に取り組まれ、これまでおよそ5000人の方を自宅で看取られました。
 
長尾Dr.は、「これからは在宅医療が重視される時代になる。その時こそ、医療職と福祉職は手を携えていかなければならない」と明言されています。
 
 
講演会には多くの方々に参加していただきました。以下、その報告です。
 
 
<アンケート集計>
 
1.性別
性別
人数(人)
女性
57
男性
17
74
 
 
2.年齢
年齢
人数(人)
20歳代
 6
30歳代
10
40歳代
12
50歳代
21
60歳代
19
70歳代
 5
不明
 1
74
 

 

3.職種(複数回答可)
番号
職種
人数(人)
社会福祉士
15
介護福祉士
 8
介護支援専門員
19
医師
 0
看護師
11
PT・OT
 0
ホームヘルパー
 3
看護学生
 3
介護学生
 5
行政
 2
社会福祉協議会
 2
家族介護者
 4
一般市民
10
地域活動者
 0
その他
12
 
無回答
 0
 
⑮その他の内訳
職種
人数(人)
園芸療法士
 1
つどい場運営
 1
司法書士
 2
元介護家族
 1
民生委員
 1
専門学校講師
 1
知的障害者の生活支援
 1
無回答
 4
12
 

 

4.お住まい
府県
市・町
人数(人)
大阪
茨木
19
 
大阪
13
 
高槻
10
 
豊中
 5
 
摂津
 4
 
 3
 
吹田
 3
 
枚方
 3
 
寝屋川
 2
 
三島郡
 2
 
守口
 2
 
泉佐野
 1
 
東大阪
 1
 
箕面
 1
 
八尾
 1
兵庫
明石
 1
 
伊丹
 1
 
神戸
 1
京都
京都
 1
           
74
 

 

5.今回の講演会をなにでお知りになりましたか?(複数回答可)
番号
情報源
回答数
大阪社会福祉士会の“なにわだより”
19
社会福祉士からの勧め
13
大阪介護福祉士会の講習会
 1
長尾和宏さんのホームページ
 1
かいご学会
 7
福祉文化会館の窓口
 0
市役所の窓口
 0
友人・知人からの勧め
 2
その他
15
社会福祉協議会の窓口
 2
 
84
 
⑨その他の内訳
内訳
回答数
私空間
 4
岡村ヒロ子先生・先生・講師・教員
 6
主催者
 1
社会福祉士会の役員・摂津市役所の松崎さん
 2
三島支部講演会案内
 1
施設から
 1
15
 

 

6.今回の講演会への参加理由(複数回答可)
番号
理由
回答数
在宅医療に関心があるから
 44
在宅死に関心があるから
 31
友人・知人に勧められたから
 12
仕事をする上で役に立ちそうだから
 26
長尾和宏さんの活動に興味・関心があるから
 22
介護中だから
  6
その他
  8
 
無回答
  1
 
150
 
⑦その他の内訳
内訳
回答数
日本ホスピス・在宅ケア研究会会員
近々ターミナルケアの事業所を設立したいと考えているため
看護実習や看護研究をするうえで役に立ちそうだったから
高齢者に興味がある
リーガルサポートと社会福祉士会との連携
先生に話しを聞いたから
ホスピスや緩和ケアにも興味があるから、知人も末期がんで対応が知りたかった。や緩和ケアにも興味があるから
町医者活動、露地福祉など草の根活動に関心がある
 

 

7.長尾和宏さんの話の内容について
番号
理解度
人数(人)
よく分かった
53
分かった
12
普通
 3
よく分からなかった
 0
全然分からなかった
 0
 
無回答
 6
 
74
 
 
8.長尾和宏さんの話の中で心に残ったことをお書きください。
記述
人数(人)
あり
60
なし
14
74
記述は別紙
 
9.講演会の満足度
番号
満足度
人数(人)
大いに満足
51
満足
16
普通
 2
やや不満足
 0
不満足
 0
 
無回答
 5
 
74
 
その理由を具体的にお書きください。
記述
人数(人)
あり
56
なし
18
74

三島支部からのご挨拶

三島支部からのご挨拶

三島支部の会員の皆様、こんにちは。

三島支部は発足して7年目に入りました。高槻市、茨木市、摂津市、島本町の地域でお住まいのある方か、お仕事をされておられる方が会員の支部です。活動内容としては、大阪社会福祉士会とも連携を取りながら、事例検討会、各種研修会、施設等の見学会、交流会など地域に根ざした活動をやっております。社会福祉士としての自己研鑽に努めるとともに、仲間作り、ネツトワーク作りを目的にして、楽しい行事もやっていきたいと思っております。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

今回は、三島支部全員の皆様にハガキでアンケートを取って、皆様のご意見、ご希望をお聞きし、これからの会員のための活動に活かしていきたいと思っております。よろしくご協力のほど、お願い致します。

支部長 友常 眞造

 

2009年度の活動

≪研修会≫

◆7月11日(土)・東淀川区ノーマライゼーション協会(大阪北支部と合同開催)

 「合田 清氏のピアノ演奏会」 

1025()・救護施設「温心寮」の見学

 (12名参加)

1122日(日)・高槻市市民会館3階会議

(大阪研修委員会等と合同開催、参加者31名)

「ソーシャルワーカーのアドボカシーを考え直そう」 

講師:関西学院大学 教授 小西 加保留氏

イク氏(当時者)

 

≪支部交流会≫

927日(日)・高槻市市民交流センター3

会議室(15名参加)

 

≪事例検討会≫

620日(土)・高槻市市民交流センター3

(8名参加) 

912日(土)・高槻市市民交流センター3

  (7名参加)

2010320(土)・高槻市立生涯学習センター3(13名参加)

*詳細については同封の別紙『これまでの事例検討会のまとめ』をご覧下さい。

 

2010年・2011年度の役員体制

支部長

友常 眞造(聖ヨハネ学園)

副支部長

西田 和夫(尼崎市役所)

岡村 ヒロ子(元 大阪人間科学大学)

事務局長

四田 秀夫(摂津市社協)

広報

四田 秀夫(摂津市社協)

飯田 隆仁(東淀中学校)

会計

吉田 崇子(千里丘協立診療所)

事例検討

清水 亜友美(島本町地域包括)

北尾 亜由子(財団ひかり協会)

2010年度の活動・活動予定

627日(土)・豊中国際交流センターエトレ豊中(豊能支部と合同開催、参加者45名)

 「医療分野における社会福祉士(MSW)のあり方」

 講師:市立岸和田市民病院 和田 光徳氏

9月 施設見学と交流会

1012月 他支部との合同研修会

◆来年13月 講演会(支部総会を同日開催)

*随時ご案内致しますので是非ご参加下さい!

◇事例検討会

詳細については、『三島支部・事例検討会のご案内』をご覧下さい。

 

これまでの事例検討会について

三島支部では、支部での事例検討会の定期開催に向け、その第一歩として平成201220()に事例検討会に関する研修を行いました(講師は当時の大阪支部研修委員長・脇田寛史氏)。その後一年は研修を受講した会員で事例検討会を重ね、今年320()に支部研修として事例検討会を開催しました。これまでの計4回の事例検討会について概要と感想をお伝えします。

 

~事例検討会の概要~

≪第一回≫ 平成21131日(土)、事例提供者:西田 和夫氏

『親子関係がこじれ、今後の支援方針を考えなければならない事例』

  母親、精神障害を持つ息子、精神障害と知的障害を持つ息子の世帯。親子間の口喧嘩が度重なり、世帯の分離(単身生活または施設入所)を考える必要が出てきた事例。

≪第二回≫ 平成21711日(土)、事例提供者:吉田 崇子氏

『本人と家族の思いの違いを埋めるのに苦慮したケース』

アルツハイマー型認知症の女性。熱心に介護にあたる家族と支援者たちの間で最後まで同じ目標を持つことができず、事例提供者が意思疎通の図れないその方の幸せについて考えさせられた事例。

≪第三回≫ 平成21912日(土)、事例提供者:北尾 亜由子氏

『ずっと今の作業所に行きたいんや、家で暮らしたいんや(知的障害の地域支援と権利擁護)』

重複(知的・視力)障害を持つ女性。これからも作業所に行きたい・家で暮らしたいと望んでいるが、高齢の両親が介護にあたっており、親なき後の手立てを急がねばならない事例。

≪第四回≫ 平成22320日(土)、事例提供者:小川 高史氏

『ある事件をきっかけに発達障害の疑いのある三男への支援の糸口がつかめた事例』

同居家族にも何らかの生きづらさがあり、その人にも支援が必要だと思われるが、支援者がいない。事例提供者がケアマネジャーという立場(介護報酬の対象になるのは母親のみ)の中でどう関わるべきか、制度という枠組みと支援者としての思いの中で悩んだ事例。

 

~感想~ 検討会後に記載してもらう振り返りシートから抜粋

     違う仕事の立場の方の意見を聞くことで、違う見方があることを発見できた。

     事例提供者をねぎらい、批判など出ない、全員参加の意義のある事例検討会だった。

     介護を行っていく上で、要介護者のみならず家族への配慮が大切であることを再確認した。

     皆さん暖かいまなざしでいて下さり、安心して発表することができた。

     意思の確認が難しい人の意思を代弁することの大変さと重要さを改めて感じた。かかわっている側は今後の予測が立つので『備え』をしたくなるものだが、こちらの思うようには行かないもので、かかわり(見守り)続けてタイミングを逃さないことが大事なんだと思う。

     皆さん真剣に取り組んでいてよかった。

     ずばり、おもしろかったです。これは大切ですよね。

     高齢者・障害者問題を含めた事例で、一度に多くのことを勉強できた。

     今一番知りたい内容であり、とても嬉しかった。

     事例をまとめるのは大変だったが、実際に検討してもらってとても勉強になり、勇気をもらうことがでた。雰囲気も話しやすかった。

今後の予定・・・

・メーリングリスト準備中です。ご協力をいただいた皆様にタイムリーに情報提供、情報交換していきたいと考えております。

・事例検討会や施設見学会を通じ、ともに社会福祉士として資質向上のために役立つ企画を考えております。

詳細は、「なにわだより」又はホームページにてご案内いたします。

三島支部交流会、開催しました!!


a.JPG去る9月20日(土)
高槻市総合市民交流センターで交流会を開催しました。

交流会の開催にあたり、支部会員の皆様には”目に見える支部活動を”指針として、より良い活動を目指し、交流会とメーリングリスト作成の案内のため往復はがきを送付させていただきました。

そしてこの交流会には延べ18名が参加し、3グループに分かれて、社会福祉士としての悩みや喜び!?について、ざっくばらんに語り合いました。参加者には「参加できてよかった。元気をもらえた!」と大変、好評でした。今後も企画しますので、今まで参加したことのない方々も、ぜひぜひ、覗いてみてください。

参加者の声を一部紹介します。

・ 同じ仕事仲間と名詞交換や情報交換ができました。

・ 自由に話ができたことが良かった。

・ 話が盛り上がり、他職種の方々との情報交換が出来て意義深かった。

・ こうした交流会をもっとやってほしい。

ページのTOPへ