社会福祉士会に入会して良かった点が3点あります。1点は、他の会員の方と意見交換を行うことにより、自分以外の社会福祉士としての価値観を取り入れることができるようになったことです。利用者の方に対する支援案を多面的な視点から見直したり、打開案を見出したこともありました。2点目に広報誌から社会福祉士の動向について最新の情報を入手したり、各支部で行われる研修に参加することが可能となりました。研修を通じて、自分自身に不足する知識を必要に応じて取り入れることができます。3点目の良かったことは、各種の委員会に所属し、大阪社会福祉士会としての活動に関わることができる点です。大阪社会福祉士会の活動をより詳しく知るとともに、社会福祉士の知識を職場以外でも生かすことができます。社会福祉士会では、幅広い職場で働く社会福祉士の方との出会いがあります。職場で相談できる社会福祉士がいない方や社会福祉士としての資格を生かしたい方、社会福祉士としての視点や仕事がいまひとつ分からない方、同じ社会福祉士と交流を持ちたい方、お気軽に入会してみてはいかがでしょうか。会の活動を通じて、自分自身を成長させることができると思います。
社会福祉士会に入会したことで、本当にたくさんの方々と出会うことができました。その多くは福祉・医療・保健・行政の現場で活躍されている熱い思いを持った社会福祉士の方々です。業種や職種、年齢や経験の違う社会福祉士が集まり、共に学び、情報交換をしていく中で、お互いに支えあい高めあっていくことができます。各支部では、実践に即した研修会や事例検討会が実施されていてとても勉強になります。また、趣向を凝らした情報交換会なども企画され、ネットワークづくりが進められています。私は、社会福祉士会が主催する「社会福祉士実習指導者講習会」を受講し、職場で実習生の指導にあたっています。まだ社会福祉士としての経験年数が浅い中で、実習プログラムづくりや指導方法に悩み、大きな不安を感じていましたが、講習会終了後も会員で集まり、プログラムづくりや指導方法について一緒に考える中で、その不安は自信へと変わっていきました。
また、定期的に発行されている広報誌には、福祉の動向や研修会の報告、会員の随筆が掲載されていてたくさんの情報を得ることができます。
職場では社会福祉士の資格を取得している方は少なく、適切なスーパービジョンを受ける機会も充分ではないという方も多いと思います。そのような環境の中で社会福祉士会の先輩や会員からのアドバイスは何よりの救いとなります。「資格取得はゴールではなくスタートだ!」そんな言葉を改めて実感している今日この頃です。みなさんも社会福祉士会に入会し、一緒に資格と自分を磨いていきませんか。
社会福祉士の資格を取って3年と少しがたち、日々の業務に追われて行き詰まっていたころ、社会福祉士として大切なものを忘れてしまいそうだと焦り始めていました。そんなとき、ふと社会福祉士会の入会案内があったことを思い出し、さっそく資料請求し入会の手続きをしました。
すると毎月研修や事例検討会の開催案内が届き、「自己研鑽しなきゃ」という前向きな気持ちになれ、早速支部の情報交換会に参加申し込みをしてみました。自分が仕事できていないので周りに引け目を感じないといけないのだろうなと思いながら、恐る恐るの参加でしたが、同じように悩んでいる方もいてすごく励まされたのを覚えています。資格を取ったばかりの当時は、会費のこともあり、入会する必要性も感じられずそのままにしていたのですが、もっと職場以外での交流の場を持っておけばよかったと感じました。
会の中には長年社会福祉士として勤務をされていても、情熱を失わずに支援にあたられている先輩方がたくさんおられるし、若くても悩みながら責任のあるポジションを任され日々奮闘されている方もおられ、たくさんの刺激をいただける場となっています。これからも多くの仲間と会えるのを楽しみにしながら活動を続けたいと思っています。